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輸出入総額は過去最高を記録 　０７年福岡空港貿易概況　　　 輸出は２年ぶりにプラス

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　福岡空港税関支署がまとめた０７年の福岡空港貿易概況（速報値）によると、輸出総額は約７９９２億円、前年比５・８％増となり、２年ぶりにプラスとなった。
　これは電気機器が同６・７％増の５０６２億円となり、化学製品（９８４億円、同１８・９％増）、一般機械（５０１億円、同９・５％増）と増加したことが要因。主力品目のＩＣは、数量が同２・２％減の７６億６０００万個、価額も同２・２％減の３３０７億円と、ともに減少した。地域（国）別では、中国（１８４４億円、同６０・８％増）は順調に伸び、地域（国）別のトップに立った。台湾（１１５０億円、同９・４％増）も増加した。一方、韓国（１２８５億円、同４・０％減）、香港（４３９億円、同４９・７％減）、フィリピン（６７４億円、同１６・１％減）は減少した。

　輸入は２年連続で５０００億円突破

　また輸入総額は５１９２億円で、２年連続して５０００億円を突破したが、伸び率は３・７％減少した。
　主力品目であるＩＣの価額が７年ぶりに同１７・１％減の２１９２億円とマイナスになったことが原因。数量は同１３・１％増の８億５０００万個と２年連続のプラスになった。化学製品（１４３億円、同５・７％減）、一般機械（２２７億円、同１５・２％減）も減少した。科学光学機器は同１９・１％増の２４１億円だった。地域（国）別では、韓国が同４０・２％増の１１７３億円と地域（国）別でトップになった。中国（１０７４億円、同７・２％増）も増加した。一方、台湾（１０６８億円、同２０・１％減）、アメリカ（７５３億円、同２３・７％減）、タイ（２９８億円、同１４・８％減）は減少した。
　また輸出入総額は同１・８％増の１兆３１８４億７３００万円と過去最高を記録。２７９９億７７００万円（同２９・３％増）の輸出超過でもあった。