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輸出は８％減で１７カ月ぶりマイナス 　福岡空港０８年８月貿易概要　　　 半導体部品が１９・６％減

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　福岡空港税関支署がまとめた０８年８月分の福岡空港貿易概況（速報値）によると、輸出総額は７１３億円で前年同月比８％減となり、１７カ月ぶりのマイナスとなった。
　輸出額の大半を占める半導体等電子部品が３１２億円で同１９・６％減少したのが主な要因。。一般機器（３５億円、同２０・１％減）も減少した。化学薬品（１００億円、同２・６％増）、電気回路等機器（２８億円、同７・９％増）は増加した。主力品目のＩＣは、数量が７億１２００万個で同５・５％増と９カ月連続でプラスとなったが、価額は２６８億円で同１９・４％減と３カ月連続のマイナスとなった。地域（国）別ではシンガポール（５７億円、同４９・２％増）、マレーシア（４７億円、同１４・３％増）は増加したが、中国（１６６億円、同１５・７％減）、台湾（１１０億円、同３・１％減）、韓国（１００億円、同２０・７％減）、アメリカ（５３億円、同２・４％減）、フィリピン（４６億円、同２９・５％減）は減少した。

　輸入も２１・６％減で４カ月連続マイナス

　輸入総額も３４８億円、同２１・６％減で４カ月連続のマイナスとなった。
　半導体等電子部品が１２８億円で同４７・４％減少したため。化学薬品（１０億円、同２１・２％減）も減少した。音響・映像機器（２７億円、同６５・４％増）、科学光学機器（３８億円、同９３・６％増）、一般機器（１７億円、同３５・７％増）は増加した。主力品目のＩＣは数量が８２００万円で同１７・１％増と１４カ月連続のプラスとなったが、価額は１００億円で同５４・４％減と４カ月連続のマイナスとなった。地域（国）別では、台湾（９６億円、同２・９％増）、タイ（２５億円、同３４・９％増）は増加したが、中国（９０億円、同５・２％減）、韓国（４６億円、同６２％減）、アメリカ（１７億円、同６３・６％減）は減少した。