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足場の新商材の取り扱いを開始 ダイワ


週刊経済2021年10月19日発行

佐賀と長崎を中心に受注増加狙う

足場組立解体の㈱ダイワ(福岡市城南区東油山4丁目、田中克典社長)は10月1日、吊り足場の新商材「クイックデッキ」の取り扱いを開始した。
これまで業界で主流とされているくさび緊結式足場の「ビケ足場」を主軸に仮設を展開しており、橋梁工事など工事の幅を拡大するため、2017年に吊り足場GSシステムを導入。今回、さらなる広範囲な案件の取り込みを狙い機材メーカーと提携し案件を受注するとともに、吊り足場の新商材「クイックデッキ」を使った足場施工を進める。これまで難しかったタイプの橋梁やドームやプラント、造船などの工事でさらなる安全性や工期の短縮が期待できるとのこと。受注エリアは特に佐賀県と長崎県内。
田中社長は「特殊物件を優先受注できる体制が整った。3~4年かけてじっくりと定着させていく」と話している。
同社は1978年6月創業、90年2月設立。資本金5千万円。従業員数は460人(うちセールス・エンジニア350人)。北部九州全域で新築住宅やリフォーム用のビケ足場組立・解体を主軸としている。