NEWS

越境ECサイトへの出品・運営代行サービス  ASIAN PORTAL


月額10万円から

越境EC(海外へのインターネット通販)サイトの開発、運営を手掛ける㈱ASIAN PORTAL(福岡市博多区博多駅前1丁目、大谷康平社長)は6月1日から、越境ECサイトへの出品、運営代行サービスを開始した。
新型コロナウイルスの影響から国内では外出自粛要請、海外では都市封鎖などの状況下で、実店舗型小売業の売り上げが減少する一方、インターネット上での買い物需要が増加しており、ECニーズを取り込みたい企業向けに開始したもの。サービス内容は北米やヨーロッパ、アジア190カ国で利用されている米国発の越境ECサイト「eBay(イーベイ)」への出品に際し、英語での商品データ作成や登録作業、国際物流に関する各種手配、受注管理、カスタマー対応。月額10万円(税別)から。eBayはプランによっては初期投資がかからず、クレジットカードと日本の銀行口座があれば出品可能だという。またオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」を採用しており、203の国と地域、100の通貨に対応している。大谷社長は「本サービスで海外の市場動向を探り、自社ブランドのECサイトの開発の受注につながれば。アジアのリーダー都市である福岡の企業の海外展開への一助になれば」と話している。
同社は釣具の越境ECサイト「AsianPortal Fishing」を運営しており、2019年にeBayで販売を開始し、最も実績をあげた売り手に贈られる賞「ライジング・スター・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
同社は2017年5月設立。資本金990万円。決算期4月。

2020年6月16日発行