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赤煉瓦文化館にエンジニア交流拠点 福岡市


AIPとサイノウが運営

福岡市は8月21日、福岡市赤煉瓦文化館(福岡市中央区天神1丁目)にエンジニアのための交流拠点「エンジニアカフェ」をオープンした。
エンジニア需要が高まる中、エンジニアが働きやすいまちづくりを目指す取り組みの一環として開設したもの。運営事業者は特定非営利活動法人AIP(=アイプ、福岡市博多区博多駅東1丁目、本田敬吉理事長)と㈱サイノウ(同市中央区西中洲、村上純志社長)。福岡市赤煉瓦文化館は1909年に建てられた国の重要文化財。1階と地下1階をエンジニアカフェとし、2階はこれまで通り貸し会議室(有料)として運営する。1階にはイベント会場やコワーキングスペースとして利用できるメインホールや談話室、一般市民も利用できるカフェ&バー、地下1階にはミーティングスペースやレーザーカッターで試作品製作など可能なメーカーズスペース、個別ブース6席の集中スペースなど設置している。カフェ&バー以外は無料で利用できる(一部スペースは使用前に面談が必要)。コミュニティマネージャーによる相談対応も実施し、エンジニアの活動をサポートしていく。同日開催のオープンセレモニーでは高島市長が「エンジニアが会社や国籍、ジャンルを超え、共に学んで競える場所にしたい」と話した。

2019年9月3日発行