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赤坂3丁目に水の量り売りショップをオープン テクニカル電子 多店化、FC化も構想


 駐車場管理機器メーカーのテクニカル電子株式会社(福岡市南区那の川一丁目、本房周作社長)は一月十八日、同市中央区赤坂三丁目に水の量り売りショップをオープンした。
 これは、同社が東レ株式会社の高分子機能膜技術を応用して開発した「RO(逆浸透膜)水の量り売り自動販売機」を設置して、生活飲料水を一般的な有価飲料水よりも安価で提供するもの。場所は通称「けやき通り」沿い、赤坂二丁目バス停近く。店舗名は「テレサ」一号店。RO水は税込価格で、一ガロン(三・八リットル)百円、三ガロン(十一・四リットル)三百 円。また、RO水の宅配も三ガロンボトル二本二千円から請ける。また同ショップでは、家庭での利用環境を促進する各種家庭用浄水器(二十九万八千円)、購入した水を冷水・温水として利用できるディスペンサー(三万九千八百円)などの関連商品も取り扱う。同社は同業態で多店舗化を構想しており、すでに長崎に二号店の出店が決まっているほか、 時期をみてFC展開も計画している。
 同社は一九六二年十一月創業、八八年八月設立、資本金は一億四千四百万円、売上高は二十五億四千六百万円、従業員数は七十人。親会社に中央無線株式会社(同社長)がある。
 本房社長は鹿児島県串良町出身、五一年十一月十日生まれの五十二 歳、鹿児島電子工業高校卒、趣味は釣り。

2003.01.21 発行 週刊経済より