賃貸火災保険の販売を開始　ラムネ

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週刊経済2023年7月4日発行号

自社取扱い第１弾として

保険代理業の㈱ラムネ（福岡市城南区鳥飼５丁目、青木計成社長、五島圭祐社長）は６月１４日、賃貸火災保険の販売代理事業を開始した。同社が取り扱う保険商品の第１弾。
販売するのは、損害保険の日新火災海上保険㈱（東京都千代田区、織山晋社長）の「お部屋を借りるときの保険」。全国の学生や２０～３０歳代の賃貸住宅に住む単身者などを対象に、年間保険料４千円で、借家人責任、ドアや窓ガラスなどの修理費用、個人賠償責任、家財の損害、被害事故法律相談費用等の５つを補償する。補償限度額はそれぞれ２千万円、３００万円、１億円、１００万円～２千万円、３０万円。申し込みは同社の運営する専用ＬＩＮＥアカウントのみとする。初年度目標契約数は１万件。今後は「ラムネ保険」という事業名でネット保険に特化し、持ち家の火災保険、自動車などの各種保険も取り扱う予定。青木社長は「正しい保険の知識をお客様に得ていただき、信頼関係の構築を目指す。保険業界の地位を向上させたい」、五島社長は「自分らしく生きる人たちのチャレンジを後押しできる、身近な保険屋を目指す」とそれぞれ話している。
青木社長は福岡市出身。１９８２年１２月１７日生まれの４０歳。関西学院大学理工学部情報科学科卒。趣味はランニング、息子との時間。
五島社長は兵庫県たつの市出身。１９８３年６月２１日生まれの４０歳。東京理科大学理工学部経営工学科卒。趣味は美術館巡り、マインドフルネス、読書。
同社は２０２２年７月設立。資本金１００万円。従業員数２人。決算期５月。