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豪州のMiller Ishizawa社と業務提携 三井松島ホールディングス


世界的脱炭素社会への対応策で

石炭生産販売三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、天野常雄社長)は10月16日、前豪州駐日大使のブルース・ミラー氏が経営するMiller Ishizawa Consulting Pty Ltd社(豪州)とアドバイザリー業務委託契約を締結した。
世界規模での環境保護意識の高まりを背景とした脱炭素社会への取り組み、石炭相場や為替相場の変動など、国際的な環境の変化を受け、豪州での炭鉱事業を主体とする同社の今後の対応について情報提供や助言を受けるもの。同社では「かねてから当社と交流があり、国際的な政情、法制度等に幅広い知見を有するミラー氏の助言を有効に生かして、企業価値向上に努めたい」と話している。
ミラー氏は豪州出身、シドニー大学卒、大学時代に1年間の日本留学経験を持ち1986年豪州外務貿易省入省、1992年豪州駐日大使館一等書記官・参事官、外務貿易省で戦略政策部部長、北東アジア部長などを経て2004年大使館駐日大使館公使、2011年豪州駐日大使、2018年豪州勲章受章。

2019年10月29日発行