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警固神社に九州初出店のカフェ 東京のブルーボトルコーヒージャパン


週刊経済2023年12月19日発行号

2月9日オープン

ブルーボトルコーヒージャパン合同会社(東京都江東区、伊藤諒代表)は2024年2月9日、福岡市中央区天神2丁目に「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」をオープンする。国内25店舗目で、九州初出店。
場所は警固神社境内の社務所ビル1階。境内では23年にも期間限定のコーヒートラックを2回出店していた。店舗面積は335・55㎡、席数は店内73席、屋外18席。店舗デザインは、福岡と東京を拠点に空間デザインを手掛ける「ケース・リアル」の二俣公一氏が担当し、大通りと警固神社の両方に面した立地を踏まえ、伝統と現代の交差をテーマにデザイン。周辺環境や地域のコミュニティに合わせた店舗づくりを進めており、店内には福岡を拠点とするアーティスト・KYNE(キネ)氏のアート作品を24年6月末までの期間限定で展示するほか、カフェでは鹿児島の陶器ブランド「ONE KILN(ワンキルン)」のカップや器を使用する。国内の自社焙煎所で焙煎したコーヒー豆を使った日替わりのコーヒーをはじめとしたドリンク、ワッフルなどのフードを提供し、ドリップコーヒーは594円~、焼き立てを提供する「リエージュ ワッフル」は641円(いずれも税込み)。カップやグラスなどのグッズも販売する。営業時間は午前8時から午後8時まで。
同社では「福岡には昔ながらの喫茶店も多く、コーヒー文化が根付くエリア。地元の方や、観光・参拝に訪れた方など多くのゲストの皆さんが集い、行き交うことで、新たなコーヒー体験や文化が生まれるカフェになれば」と話している。
ブルーボトルコーヒーは2002年にアメリカ・カリフォルニア州で創業。現在はアメリカとアジア(日本・韓国・上海・香港)で100店舗以上のカフェを展開している。