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訪問看護記録システムを開発  ベータソフト    業務効率化を図る


 電子カルテシステムの開発、販売などの株式会社ベータソフト(福岡市博多区博多駅前3丁目、森下剛社長)は8月1日、精神科疾患に特化した訪問看護事業者用の記録システムを開発した。
 厚生労働省が精神科病院における平均在院日数を大幅に短縮させる施策を進めているのに伴い、自宅や療養型施設で療養を受ける慢性期の精神疾患患者の増加を予想し対応したもので、名称は「Waroku(ワロク)」。導入により、スマホやタブレットなどの端末で、患者の基本情報や状態の変化の推移などを指1本の操作で閲覧することが可能。治療に関わるスタッフ全体が共有することで、速やかな社会復帰をサポートする。同社では「精神医療に対しての新たな貢献を目指すとともに、同システムで精神疾患患者の訪問支援を革新したい」と話している。
 同社は1993年8月設立。資本金は5000万円で決算期は3月。