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親会社の九州地区の事業を分割吸収 JA三井リース九州


4月1日付で

総合リース業のJA三井リース九州㈱(福岡市博多区下川端町、小野武彦社長)は、4月1日付で親会社のJA三井リース㈱(東京都中央区、古谷周三社長)の九州地区の事業を分割吸収する。
昨年12月にJA三井リースを吸収分割会社、JA三井リース九州を吸収分割承継会社とする吸収分割契約を締結。グループの九州エリアでの業務を集約化することで営業推進の強化、効率的かつ最適な事業運営体制の確立を目指す。詳細はJA三井リース九州営業本部の九州第1部(福岡、大分、宮崎、沖縄)、同第2部(佐賀、長崎、熊本、鹿児島)および同第3部(法人向け業務)を引き継ぎ、従業員約40人が加わり140人となる。これによりJA三井リース九州の営業資産は約1・7倍になる。
小野武彦社長は「九州エリアでの業務集約化で、より一層の地域密着と業務効率化が図れる。さらにJA関連業務の強化とともに、地域の中小企業向けサービスも充実していきたい」と抱負を語っている。
同社は1982年にセントラルファイナンス、東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)、西日本銀行(現西日本シティ銀行)を主な株主に㈱セントラルファイナンス西日本として設立。資本金は7億5000万円。95年に㈱西日本総合リースに社名変更。08年には親会社の三井リース事業が農協系の協同リース㈱との経営統合でJA三井リースとなりJA三井リースグループに。そして昨年4月、JA三井リース九州㈱に社名変更した。

2019年3月12日発行