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見守り機能付きハンズフリースニーカー開発 otta
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週刊経済2025年9月24日発行号
8月29日から先行発売
IoTを活用したタウンセキュリティサービスを提供する㈱otta(福岡市中央区天神4丁目、山本文和社長)は8月29日、クラウドファンディングサイトで、「otta見守りサービス機能」を搭載したハンズフリースニーカーを先行発売した。
「otta見守りサービス」は専用端末が発信する信号から、端末所有者の位置情報を取得する仕組みで、主に子どもの見守りに利用されている。従来のお守り型やホイッスル型の外付け式キーホルダー型端末と違い、外出時に必ず着用する靴のインソール部分に端末を内蔵することで、端末の紛失や持ち出し忘れ、ランドセルからの付け替え忘れなどを防ぐ目的。台湾の靴ブランド「Lazy Shoes」と共同開発したもので、子どもがストレスを感じずに毎日利用できるように、靴のかかとを踏んでもすぐに戻る特許技術を活用している。値段は税込み9800円。サイズは19・5センチ~22・8センチの6展開で、色は黒やグレーなど5種類。来春をめどに一般発売を予定している。
同社は「外出時に着用する靴内蔵型端末の普及で、子どもたちの日常に見守りがある環境を整備したい」と話している。

