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西日本シティ銀と連携し三善精機に協調融資 日本公庫久留米支店


週刊経済2021年6月15日発行

融資総額は2千万円

㈱日本政策金融公庫久留米支店(久留米市東町、八嶋康則支店長兼国民生活事業統轄:以下、日本公庫)国民生活事業は6月2日、西日本シティ銀行大川支店と連携し、精密部品加工、製造業の㈲三善(みよし)精機(久留米市三潴町西牟田、古賀常吉社長)に総額2千万円の協調融資を実施した。
三善精機は1973年8月に設立して以来、金属加工業者として事業を展開。現在、5面加工門型マシニングセンタ(自動工具交換機能を有する切削工作機械)を保有し、同社独自の技術およびノウハウに基づく大小さまざまな精密部品を加工している。今回の融資は新型コロナウイルス感染症長期化による影響を考慮し、手元流動性資金の補てんを行うことで経営の安定化を図るのが狙い。
協調融資の資金名は「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(新型コロナ対策資本性劣後ローン」。新型コロナ禍の影響で一時的な業績悪化を来しつつも中長期的に業況が回復し発展が見込まれる事業者を対象としており、西日本シティ銀行と日本公庫久留米支店との連携では筑後地区初の適用となる。同制度適用による債務は金融検査上、自己資本とみなすことができるほか、他の債務と比べて劣後する(返済順位が低い)ため、民間金融機関からの新規融資促進につながるという。融資限度額は7200万円で、返済期間は5年1カ月、10年、20年のいずれか(期限一括償還)。なお、担保は無担保。
三善精機の資本金は500万円、従業員数は17人。2020年12月期の売上高は1億5千万円。