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西新1丁目に14億円投じ16階建て複合型ビル   西日本鉄道   西鉄平尾駅ビルに次ぐ2棟目


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、長尾亜夫社長)は、同早良区西新2丁目に約14億円を投じ商業施設と賃貸マンションが一体となった16階建ての複合型ビル「西鉄西新ビル(仮称)」を10月に着工する。完成予定は07年2月。
 同ビルは西新パレスに隣接する社有地に建設。1~2階が商業フロア、3~16階が賃貸マンションとなっており、商業施設と賃貸マンションが一体となった複合型ビルは来年2月完成予定の西鉄平尾駅ビル(仮称)に次ぐ2棟目。「西新パレス前」バス停、福岡市営地下鉄西新駅からも徒歩1分といった交通アクセスに優れた立地を生かし、また市西部の副都心として人気の西新地区で「賑わいをさらに高めるとともに、皆さまに親しまれる施設を目指す」という。
 同ビルの概要は敷地面積が2,500平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造の地上16階建て。延べ床面積が8,800平方メートル。駐車場は72台で、うち機械式が42台、平面(コインパーク式)が30台。
 1、2階の商業フロアは店舗面積が1,300平方メートルで、レストランやリラクゼーションといった「女性の憩いの場」となる店舗や、クリニックなど日常生活に便利な施設を誘致予定。同ビル内の居住者はもちろん周辺住民や、通勤や通学、ショッピングなどで西新に訪れる人をターゲットとする。07年3月にオープン予定。
 賃貸マンションは単身のサラリーマンや働く女性、夫婦二人暮しといった都市生活者をメーンターゲットに、1LDK(86戸)を中心に2LDK22戸、1ルーム14戸の計百22戸を供給。居室には、百道浜に広がる景色を見ながら入浴が楽しめる「ビューバス」や、窓際に「バーコーナー」を備えた部屋など、ライフスタイルに合わせて選べるよう、居室パターンを約10タイプ用意している。07年3月に入居開始予定。