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西シ銀保証付きの私募債5000万円を発行 フタバ設計


建物の長寿命化計画に注力

総合建設コンサルタントの㈱フタバ設計(福岡市博多区三筑1丁目、二場安之社長)は5月15日、西日本シティ銀行保証付きの私募債5000万円を発行した。

同行保証付きおよび適格機関投資家限定の無担保社債。期間は5年。同行によると、私募債発行で無担保かつ固定・低利での長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長力などを社内外にアピールできるメリットがあるという。二場社長は「独自ノウハウを生かし、最低100年使用可能(建物の長寿命化)かつ、地図に残る施設などの設計を目指している。今後は地域における社会資本整備事業にも注力し、建設総合サービスを提供することで地域の人々が永年恩恵を享受できる、住み良い街づくりに貢献していきたい」と話している。

同社は1988年5月創業、10月設立。資本金1000万円。従業員32人。創業以来、公共事業の受注が100%を占め、特に、これまで災害対策用の設計に注力してきた。昨年7月、水資源機構筑後川局から受注した「筑後導水路目安工区管体補強実施設計業務」で、2016年度の「優良業務及び優秀技術者表彰」を受賞。2017年5月期の売上高見込みは4億円。

二場社長は田川市出身。1958年6月7日生まれの59歳。広島工業大学工学部卒。趣味はゴルフ、将棋。

2017年7月25日発行