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表裏検査が可能なAI画像判定システム アイキューブデジタル


週刊経済2024年2月06日発行号

5月出荷開始予定

安川電機のグループ会社で、工場自動化などのIoTソリューションを提供する㈱アイキューブデジタル(北九州市小倉北区米町2丁目、竹原正治社長)は1月24日、AI画像判定システムで表裏二面の検査が可能な新製品「Y’s-EyeコンパクトW(ワイズアイコンパクトダブル)」の受注を開始した。
工場内における目視検査の自動化・品質安定化を図るAI画像判定ソリューション「Y’s-Eye」の新製品。同社は、対象物の外観や欠陥を検査するAIスマートカメラシステムと不良品を除去する排除機構をパッケージ化した、小型設計の「Y’s-Eyeコンパクト」を提供してきた。今回、裏面も同時に検査したいという顧客の声を反映し、裏面検査ユニットを搭載した新モデルを開発。対象物を反転させたり、裏面検査用に別の検査装置を準備したりする必要がなく、1台で同時に表裏を検査できる。装置サイズは幅900ミリメートル、奥行き13100ミリメートル、高さ1500ミリメートルで、工場内の狭いエリアにも納まる省スペース設計。提供先は食肉加工会社など食品加工系業者が多いという。出荷開始予定は5月。同社では「設備の小型化を求める声が多いことから、省スペース設計を損なわず複数面の検査に対応できるようにした。既存のお客さまだけでなく、展示会に出展した際にも良い反響をいただけた」と話している。
同社は2020年7月設立。資本金3億5千万円。あらゆる製造業を顧客先として、製造実行システム(MES)を中心とした自動化支援ソリューション「Y’s-SF」シリーズや、AI画像判定ソリューション「Y’s-Eye」シリーズを主軸に提供。