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薬院3丁目に初のオフィスビル開発 真永不動産


週刊経済2021年7月27日発行

完成後は一棟貸しを予定

不動産売買や賃貸管理などを手掛ける㈱真永不動産(福岡市博多区博多駅南1丁目、古川永朗社長)は来年4月完成を目指し、同市薬院3丁目にオフィスビルを建設している。総事業費は約3億円。
オフィス名は「SHINEI BLD.(仮称)」。オフィスビルの開発は初で、想定利回り約9%を見込む収益物件として自社保有し、賃貸管理していく。場所は学習塾・明光義塾薬院本校教室のそば。敷地面積356㎡。鉄筋コンクリート造6階建てで延べ床面積973㎡。古川社長は「完成後は一棟貸しを予定している。製薬の卸業など複数の事業者から問い合わせがきている」と話している。
古川社長は糸島市出身。1981年7月8日生まれの40歳。玄洋高校卒。22歳で不動産業界に就職。同僚の新会社設立に携わった後、独立した。趣味は靴磨き。
同社は2015年4月。資本金300万円。従業員10人。2021年3月期売上高は25億円。