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自社栽培の無農薬野菜販売  ニシケン    アグリ事業強化へ


 建機、福祉用具など総合レンタル業の株式会社ニシケン(久留米市宮ノ陣1丁目、水田明義社長)は、2月4日から、自社栽培の無農薬野菜「ベジクイーン」の販売を始めた。
 06年から開始した同社アグリ(農業)事業の強化の一環。
「ベジクイーン」は、自社植物工場の「すいさい園」(佐賀県三養基郡みやき町)で、自然光と人口光を併用した「水耕栽培方式」で栽培した無農薬野菜。屋内栽培のため、無農薬栽培、クリーンルームで雑菌の数が極めて少ないほか、苦味成分の硝酸態窒素の残留濃度が基準を大きく下回っているのが特徴(アグリ事業部浦川氏)という。
 販売するのは、グリーンリーフ3株とレタスサラダ菜のローズリーフ、フリルリーフが各2株入ったお徳用セットとそれぞれの単品。価格はお徳用セットが1920円(税・送料込み)、グリーンリーフが300円(税込み)、ローズリーフ、フリルリーフが255円(税込み)(単品は7株以上で発送)。通信販売のほか、2月中旬開設予定の専用サイト「アコルくんのすいさい園」で販売する。水田社長は「わが国が現在直面している問題の一つである『食』の将来について、前向きに取り組んでいきたい」と話している。