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自社サイトにAI搭載の画像検索機能を追加 ベガコーポレーション


ECで簡単に商品選び

インテリア家具を中心としたeコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市祇園町、浮城智和社長)は人工知能(AI)搭載の画像検索機能を自社開発し10月7日、公開開始した。
名称は「LOWYA(ロウヤ)見た目でサーチ」。同サイトを登録し、公開されている画像などをアップロードすると、AIがその写真に写ったインテリアの形状、色を自動判別し、自社サイト「ロウヤ」の商品の中から類似品を選んで、一覧表示する。スマホ、タブレット、パソコンからアクセスでき、カメラ付き端末を使えば、好みのインテリアを撮影したその場ですぐに、イメージした商品を検索することが可能。これまでのカテゴリー検索、キーワード検索に、同機能を加えることで、商品名や商品ジャンルが分からなくても、イメージした商品に素早くアクセスでき、より快適に買い物が楽しめるという。
同社はこれまで商品の自社開発、撮影、プラットフォームを構築する中で蓄積された膨大なデータに対し、AIのコアシステムにディープラーニング(AIに代表される機械学習)を使用することで画像検索を可能にした。現時点で、対象はソファ、収納、本棚、テレビ台、ベッドなど10カテゴリーだが、順次追加。今後、随時蓄積されたデータと顧客からアップロードしてもらう画像を用いて再学習を繰り返すことで、さらに精度の高い画像検索機能へと進化させる。
同社では「テクノロジーを活用したコンテンツ開発を進め、快適なサービスを提供する」と話している。

2019年10月29日発行