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職員が別業務に従事可能に 八女市
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週刊経済2025年8月13日発行号
「やめセカンドジョブ制度」導入
八女市(簑原悠太朗市長)は7月31日、職員が所属部署以外の業務に参画できる「創造的活動従事制度(やめセカンドジョブ制度)」を導入した。
同制度は、市職員が本来業務に加え、希望に応じて異なる部署やプロジェクトでの活動に取り組める仕組み。行政課題の多様化に対応するため、職員の創造性や主体性を引き出し、組織の活性化を図る。
業務の種類は、課題や新しい施策のアイデアを提案する「自主提案型」、他部署が実施する業務改善活動に参加する「業務改善型」、各課や市長特命で立ち上がった市の公式プロジェクトに参加する「プロジェクト参画型」、知識や経験などのスキルを生かし、他部署のサポートをする「庁内サポーター型」の4つに分類する。活動時間は勤務時間の最大20%を上限としており、ガイドラインに沿って各課と調整をする。

