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耐震性を備えたモデルハウスを初オープン 一般社団法人住宅流通促進協議会


太宰府市五条に

一般社団法人住宅流通促進協議会(大野城市筒井4丁目、工藤英寿会長)は12月25日、太宰府市五条6丁目の既存一戸建をフルリノベーションした初のモデルハウスをオープンした。
国交省採択モデル事業の一環で経年劣化した再建築不可物件の主要構造部などの改修を手掛けるための専門家の耐震診断を実施し、耐震性を備えた「ホームアゲイン工法」認定住宅の推進の取り組みによるもの。場所は日本経済大学野球場の北側の住宅地内。築年数38年、木造2階建ての延べ床面積約100㎡。同物件の間取りは3LDKで、屋根の軽量化や剛床(ごうしょう)工法の導入のほか、独自の床倍率を設定し床に厚い構造用パネルを使用するなど建築基準法が定める耐震等級1以上の耐震性を持つ。工藤会長は「一級建築士やデザイナーが選択した素材を使用するなどデザインにもこだわった」と話している。

2020年2月11日発行