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美容技術者の養成、資格認証の任意団体設立  ドリームシェア    年内の目標会員200人


 医療事務派遣、医療従事者向けフリーペーパー発行、開業医コンサルティングなどを手掛けるドリームシェア株式会社(福岡市中央赤坂1丁目、松田道雄社長)は10月1日、美容技術者の養成や資格認証を事業とする任意団体・日本ビューティー協会を設立した。
 美容師やエステティシャン、ネイリストなど美容業務従事者を会員対象とする任意団体。美容サービスの安全性や技術性の向上を目的に、主に皮膚科などの医療機関と提携し、医療知識を併せ持つ技術者の養成や資格認証をする。本部は同社美容事業部内で、会長は松田社長が兼任する。
 すでに大分、熊本、鹿児島には支部を開設しており、10月末には長崎、佐賀、宮崎にも拡大。年内までに九州全域で会員200人を目指す。年会費は1人1万円で、入会費は無料。皮膚の構造やカラーコーディネート、接客マナーに加え、施術技法を学ぶ有料のスクールや検定試験を実施し、終了証や難易度に応じた資格証を交付する。また11月1日には同協会が運営する美容室を同町内にオープンし、同協会で開業支援や美容関連商品の販売などを手掛け、将来的には公益法人格の取得を目指すという。
松田社長は「これまで携わってきた医療や人材教育の事業で培ってきたノウハウを生かし、美容業界の発展に貢献できれば」と話している。
 同社は2007年4月設立。資本金1150万円。従業員数10人。関連会社は医療法人天神徳永皮膚科クリニック、医療事務などの人材教育事業のドリームシェアサポート株式会社。