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総事業費13億円の新工場が完成 鞍手郡小竹町の小竹化成 10月から稼働
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自動車樹脂部品メーカー・小竹化成株式会社(鞍手郡小竹町勝野、小島洋一郎社長)が、総事業費13億円をかけ、昨年12月から増設していた本社工場が、5月30日、完成した。10月から稼働する。
トヨタ自動車九州株式会社(宮若市上有木、須藤誠一社長)の増産に対応するため、工場東側を増設していたもの。鉄骨造り平屋建てで、床面積は6240平方m。増設部分には、大型プレス機や射出成形機などを新たに導入、トヨタ九州で生産されているSUV(スポーツ多目的車)「ハリアー」、高級車種「レクサスIS」に使用するフロアカバー(車両下面に装着される樹脂部品)を生産する。また、増設に伴い、従業員60人を新たに雇用、100人体制とする。
同社は、トヨタ自動車の一次部品メーカー・小島プレス工業株式会社(愛知県豊田市、社長同)の完全子会社として、2006(平成18)年8月に設立。資本金2000万円。07年4月、JR筑豊本線(福北ゆたか線)沿いの小竹工業団地内に鉄骨造り平屋建て、床面積6173平方mの工場兼事務所を建設、5月中旬からトヨタ九州向けの樹脂部品を生産している。