NEWS
経産省の「グローバルサウス共創事業」に採択 ゼオライト
Tag:
週刊経済2026年3月18日発行号
モロッコで使用済みRO膜再利用の実証調査へ
水処理プラント設計・施工業のゼオライト㈱(福岡市博多区那珂5丁目、嶋村謙志社長)は2月5日、モロッコ王国における「使用済み逆浸透膜再利用プロジェクト調査事業」が、経済産業省の令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に採択されたと発表した。
同事業は、同国における水資源制約や水処理分野の課題解決を目指し、使用済み逆浸透膜(RO膜)の再利用に関する技術的条件および事業成立性を検証する。
近年、モロッコを含むグローバルサウス地域では、水需要の増大に伴い水処理技術の高度化が急務となっている。特にRO膜を用いたシステムの普及が進む一方で、使用済み膜の適切な取り扱いや有効活用が新たな課題となっていた。今回の実証事業では、現地の水処理施設を対象に、使用済みRO膜の再利用における技術的条件や水質特性、運用上の制約などを整理する。併せて現地関係者との協議を通じて、想定される課題や事業スキームをフィージビリティ・スタディ(FS)として取りまとめる。本事業を通じて得られる知見は、モロッコにおける資源循環型社会の実現に向けた基礎情報となるだけでなく、日本の水処理技術や運用ノウハウの国際的な活用可能性を広げる点でも大きな意義を持つ。
嶋村社長は「本事業を通じて得られる知見は、モロッコ王国における水資源の有効利用や資源循環型社会の実現に向けた検討に資する基礎的情報となる。また使用済み逆浸透膜の再利用に関する検討は、日本の水処理技術や運用ノウハウの国際的な活用可能性を整理する上でも意義を有すると考えている」と話している。

