NEWS

経済学部生開発のペットボトル緑茶飲料を販売 久留米大学愛恵会


道の駅や学内近隣コンビニなどで取り扱い

学校法人久留米大学(久留米市旭町、永田見生理事長)の関連会社である一般財団法人久留米大学愛恵会(有馬彰博理事長)は9月から、同大経済学部の学生が中心となって開発したペットボトル飲料「久留米大学茶」の販売を開始した。
八女郡広川町と包括連携協定を結んでいる同大学が、創立90周年記念とブランドイメージの向上、および同町の地方創生プロジェクト「ひろかわ新編集」推進の一環で企画したもので、愛恵会が販売に関する業務に携わる。
経済学部の冨吉満之准教授のもと、地域農業の振興や環境保全をテーマに学習するゼミ生6人と、八女茶生産農家のゆげ製茶(広川町、弓削健二代表)、広川町の地域おこし協力隊が共同開発した。減農薬茶葉を使用した八女茶100%のすっきりと飲みやすくほのかな甘みがあるのが特徴で、ラベルは学びの場としての黒板、およびスクールカラーをイメージし、ダークグリーンを基調とした。1本500㎖の150円(税込)で、学内・大学病院の売店や食堂、近隣のコンビニエンスストア、「道の駅くるめ」や広川町の物産販売所「まちこのおやつ」などで販売しているほか、広川町のふるさと納税返礼品となる予定。
同大学では「地元の自治体や企業との繋がりを大切にしてできた商品。地方創生の一環として今後もこの様な取り組みを拡げていきたい」と話している。

2018年10月16日発行