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経常収益は7・7%増の113億95百万円  福岡中央銀行    経常利益も65・2%増に


 株式会社福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、末松修頭取)の2012年3月期決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前年同期比7・7%増の113億95百万円、経常利益が65・2%増の14億4百万円の増収増益だった。
 地元中小企業および個人を中心とした小口取引に特化した営業展開などで、預金および譲渡性預金、貸出金の3月末残高は前年を上回り増収となった。経常利益は与信関係費用の減少やクレジット一体型ICキャッシュカード「MUSBO」などによる手数料収入が増えたため3期連続の増益となった。同行では「今年4月にスタートした『中期経営計画』の基本方針を進めるとともに、中小企業専門金融機関として、地域のお取引先に質の高い金融サービスを提供していく」としており、今期は経常収益が101億円、経常利益が5億円の減収減益を見込んでいる。