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経常収益は1・1%増の23億円 福岡信用金庫


経常利益1・8億円の増収減益

福岡信用金庫(福岡市中央区天神1丁目、安部文仁理事長)の18年3月決算は、売上高に当たる経常収益が前期比1・1%増の23億1309万円、経常利益が同30・7%減の1億7906万円で増収減益となった。
収益面では貸出金量の拡大に伴う貸出金利息収入の増加や預金利回りの低下に伴う預金利息の減少はあったものの、経費・役務取引等費用及び貸出金償却等の増加があったことなどから、当期純利益は同48・8%減の1億7822万円となった。3か年中期計画の最終年度に当たり「収益構造の再構築」並びに「永続性ある強固な経営基盤の確立」に向け、貸出金については「事業資金」「個人ローン」「住宅ローン」などに積極的に取り組み、期末残高は同3・7%増の700億900万円となった。期末預金積金残高は同1・96%減の1138億9900万円だった。自己資本比率は国内基準4%を上回る8・35%を確保した。

2018年8月14,21日合併号