経常収益は前期比５・８％増の１９６４億円　西日本ＦＨ

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週刊経済2025年6月18日発行号

経常益は２７・９％増の大幅増益

㈱西日本フィナンシャルホールディングス（以下西日本ＦＨ、福岡市博多区博多駅前１丁目、村上英之社長）の２０２５年３月期連結決算は、売上高にあたる経常収益が前期比５・８％増の１９６４億１５００万円、経常利益が２７・９％増の４５５億３７００万円の増収増益となった。

経常収益は資金運用収益の増加などで前期比１０８億２０００万円増加。経常費用は資金調達費用の増加などで同８億９２００万円増加した結果、経常利益は同９９億２７００万円の増加となった。当期純利益は資金利益の増加などで同７４億５００万円（同３１・４％）増加し、３０９億８２００万円だった。

セグメント別では、西日本シティ銀行と長崎銀行で構成する銀行業は経常収益が６・９％増の１７３５億５０００万円、セグメント利益が３９・５％増の３９４億６０００万円。その他は経常収益が０・２％増の３９０億６２００万円、セグメント利益が５・１％減の１４７億７６００万円だった。

今期は経常利益が２０・８％増の５５０億円、当期純利益が１９・４％増の３７０億円を予想している。