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経常利益は3割増の14億3千万円 新日本製薬中間決算


週刊経済2021年6月1日発行

計画以上の着地、オペレーションコスト減が奏功

東証1部上場の化粧品、健康食品、医薬品企画・通販の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2021年9月期第2四半期累計(2020年10月~21年3月31日)決算は、売上高が前年同期比1・5%減の165億7500万円、経常利益が同3割増の14億3千万円で、減収増益だった。
営業利益は同27・3%増の13億9800万円、四半期純利益は同40・8%増の9億6500万円だった。
通販で購入単価の上昇や頻度が高まり、計画を上回った。海外販売では中国を中心に前年同期から大きく伸びた。また、オペレーションコスト低減などが奏功し、増益につながった。
上期が計画を上回る結果だったが、通期見通しは当初予想を据え置く。売上高で前年比3・8%増の350億円、経常利益で同5・4%増の34億6千万円を見込む。