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経常利益は35・7%増の2億6100万円 イフジ産業4~6月決算


売上高は33億円で横ばい

粕屋郡粕屋町の業務用液卵メーカー・イフジ産業㈱(藤井宗徳社長)の19年4~6月連結決算は、売上高が前期比0・1%増の32億9900万円、経常利益が同35・7%増の2億6100万円となった。
営業利益は同37・3%増の2億5600万円。純利益は同35・6%増の1億8000万円だった。主力の鶏卵関連事業では、販売数量が前年同期比で0・8%増となり、第1四半期としては過去最高をマーク。ただ、鶏卵相場の低下伴い販売単価も低下したため、液卵売上高は同0・5%減の28億2600万円となった。加工品売上高はゆで卵や仕入販売の増加などで、14・8%増の1億1800万円。その他の売上高が1・1%増の8300万円。鶏卵関連事業全体の売上高は同0・1%増の30億2900万円となった。セグメント利益は、販売数量の増加や鶏卵相場の低下に伴う原料仕入単価の低下などで、同33・6%増の2億4200万円と2ケタ台の伸びとなった。
子会社の日本化工食品㈱の調味料関連事業では、売上高は同0・8%増の2億7600万円。セグメント利益は、前年同期に計上した組織体制の見直しに伴う人件費や一時的な費用が発生しなかったことなどで、同約10倍の900万円となった。
通期売上高は同0・7%減の136億1700万円、経常利益は同1・4%増の8億4000万円を見込んでいる。

2019年8月20日発行