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経常利益は前年比10%増の439億84百万円  ふくおかフィナンシャルグループ    12年3月期第3四半期


 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、谷正明会長兼社長)の12年3月期第3四半期決算は、経常収益が前年比1・6%増の1899億5千万円、経常利益は同10%増の439億84百万円で増収増益だった。
 国債など債券売却益を中心にその他の業務収益が増加、業務の効率化やコスト削減などを進めた結果、増収増益となった。当期純利益は法人税率引き下げに伴う繰延税金資産の取り崩しの影響で、前年比26・2%減の177億67百万円だった。
 銀行別では、福岡銀行(同市中央区天神2丁目、谷正明頭取)の経常収益が前年比3・4%増の1351億36百万円、経常利益は同16・5%増の394億65百万円で増収増益。当期純利益は前年比2・5%減の206億97百万円。熊本ファミリー銀行(熊本市水前寺6丁目、林謙治)は経常収益が前年比6・9%減の198億25百万円、経常利益は2・8%増の28億82百万円で減収増益。当期純利益は前年比95・4%減の1億35百万円。親和銀行(長崎県佐世保市、鬼木和夫頭取)の経常収益は前年比0・6%増の320億82百万円、経常利益は同8・5%減の69億68百万円で増収減益。当期純利益は前年比36・1%減の49億7百万円。
 通期の業績予想は、経常収益が前年比2・2%減の2455億円、経常利益は同7・2%増の535億円の減収増益。当期純利益は前年比3・9%増の270億円。