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経常利益が過去最高の32・8億円 北九州銀行


収益は141・8億円と前期比1・6%減

山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、藤田光博頭取)の2017年3月期決算は、経常収益が前年同期比1・6%減の141億8500万円、経常利益が4・2%増の32億8700万円の減収増益だった。当期純利益は20・9%増の22億2000万円。

国債等債券売却益や外国為替売買益などの業務収益が減り、減収。利益面では資金利益や貸倒引当金戻入益の増加や、経費の減少などで設立以来最高の利益につながった。自己資本比率は0・2ポイント上昇の10・95%だった。

今期は、マイナス金利の影響を想定し、経常収益が前期比1・3%減の140億円、経常利益が8・7%減の30億円と、減収減益を見込んでいる。

2017年6月6日発行