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約40億円かけ粕屋町に大型物流施設建設  東京都の日本レップ    来年5月完成、佐川グローバルロジスティクスが入居


 物流施設仲介・アセットマネジメント事業の株式会社日本レップ(東京都千代田区、和本清博社長)は、糟屋郡粕屋町に大型物流施設を計画している。総事業費は40億円超になる見込みで、7月に着工し、来年5月の完成を目指す。
 場所は同町の商業施設「イオンモール福岡ルクル」近くで、3月に用地約1万7900平方mを取得した。施設名称は「J―REPロジステーション福岡(3)」(以下福岡(3))。建物は4階建てで延べ床面積約3万3300平方m。テナントとして、SGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクス株式会社(東京都品川区、以下佐川G)の単独入居が決まっている。佐川Gの要望に応じた設備を備えた専用物流施設(ビルド・トゥ・スーツ型)として日本レップが企画・運営し、佐川Gに賃貸する。
 日本レップは、1990年7月設立。資本金は169億7700万円(07年12月現在)。06年6月東証マザース上場。07年3月期の売上高は35億7400万円。3月に、福岡市東区箱崎ふ頭にそれぞれ延べ床面積2万6700平方mと4万4100平方mの大型物流施設をオープンしており、今回の福岡(3)は市内3棟目。また、九州では鳥栖市で約3・5万平方mの物件を計画している(来年1月着工予定)。全国合計では取得・開発物件は41件。また、昨年12月時点の運用資産残高は1363億円となっている。