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約23億3千万円かけ茨城工場に新設備導入 大石産業


週刊経済2025年2月12日発行号

パルプモウルド成型機、26年6月稼働予定

産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、山口博章社長)は1月21日、パルプモウルド事業部茨城工場(茨城県北茨城市中郷町)内に新設備を導入すると発表した。総設備投資額は約23億3千万円。

昨今の脱プラ・減プラの流れを受け、古紙を原料とするパルプモウルドの製品需要が年々高まっていることから、同製品の供給体制の強化およびさらなる拡販を図る狙い。設備内容はパルプモウルド成型機で、26年5月の検収完了と引き渡し、同6月の稼働開始を予定している。

同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。2024年3月期売上高は219億6400万円。従業員346人。1980年5月福岡証券取引所に上場、2022年4月東京証券取引所第二部(現スタンダード)上場。