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約23億円投じ木質チップの新本社工場建設 中山リサイクル産業
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週刊経済2026年3月4日発行号
新原工業団地に移転、生産能力3倍に
産業廃棄物処理、木質チップ製造などの中山リサイクル産業㈱(糟屋郡須恵町植木、中山智社長)は約23億円を投じ、年内をめどに須恵町上須恵の新原工業団地内に木質チップの新本社工場を建設する。稼働は来年1月を予定。
建設から40年近くが経つ現本社工場の老朽化に伴い新築移転するもの。事務所機能は現在の本社に残し、工場を水道など周辺環境がより整った同工業団地内に移転することで生産効率を高める。新本社工場は、敷地面積は約7200㎡。建物は平屋建てで、床面積は約3600㎡。床面積は現工場の半分以下になるものの、最新の設備を備えることで従来の約3倍となる1日あたり240トンの木質チップの生産を可能にする。本社工場には須恵町周辺から筑紫野や鳥栖にかけて県南部の森林未利用材、産業廃棄物の木くず、剪定枝や災害発生材など一般廃棄物の木くずが運び込まれ、生産した木質チップはバイオマス発電の燃料などに使用される。
同社は1989年9月設立。資本金2千万円。中山ホールディングス㈱を持ち株会社に森林受託経営から伐採、木質チップ製造までをグループで手掛ける。県内5カ所、大分県内3カ所、佐賀県内1カ所、熊本県内1カ所に工場を構える。

