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系統用蓄電所ファンドへ出資 ケイ・エル・アイ


週刊経済2026年5月20日発行号

系統用蓄電池ビジネスの展開を加速

㈱九州リースサービスの100%子会社・㈱ケイ・エル・アイ(福岡市博多区博多駅前3丁目、小島公孝社長、KLI)は、㈱ウエストホールディングス(広島市、江頭栄一郎社長)が組成した系統用蓄電所ファンド「第1期系統用蓄電合同会社」に対して国内機関投資家の一社として出資した。

ウエストグループが開発・建設および保守メンテナンスをする複数の系統蓄電所への投資を目的としたもので、KLIを含む8社からの出資により約70億円の規模で運営される。ファンドが保有する系統用蓄電所システムは、実績豊富なTMEIC製の設備が採用されており、㈱東芝がアグリゲーターを務める。

九州リースサービスグループは、ファンドへの出資を通じて系統用蓄電所の普及促進に貢献するとともに、得られた知見を活かして系統用蓄電池ビジネスの展開を加速させる。「今後も再生可能エネルギー分野への投資を重要な戦略の一つとして位置付け、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、持続可能な社会の構築に資する取り組みを一層推進していく」としている。

近年、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力需給の変動への対応や電力系統の安定性確保が重要な課題となっている。その中で需給調整力を担う電源として「系統用蓄電所」の重要性が一層高まっている。系統用蓄電所は電力需要が高まる時間帯や発電量が不足する際に放電することで需給変動を抑制し、電力系統の安定化に寄与する。