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糸島市でアボカド、コーヒーの露地栽培へ キュウセツAQUA
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週刊経済2025年12月10日発行号
来年2月に計約8600㎡の農地取得
上下水道の維持管理請負業のキュウセツAQUA㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、大野征博社長)は、今後糸島市内での農園プロジェクトをスタートする。
同社ではグループである農地所有適格法人の㈱九設ふる里めぐみファーム(2012年設立)を通して、佐賀県鳥栖市や大分県国東市で水耕栽培によるミニトマトの営農のほか、国東市では約38haに及ぶオリーブ農園を核とした観光農園化に向けた整備も進めるなど、アグリ事業を推進。今後のさらなる事業拡大に向け、来年2月には新たに糸島市の末永地区に4800㎡、飯原地区に3820㎡の農業用地を合わせて1490万円(ハウス込み)で購入する。栽培するのはアボカド、コーヒーで早ければ2027年春の作付けを目指す。
大野社長は「県外でも露地栽培用の広大な農地取得を予定している。就農人口の減少や高齢化問題など、日本の農業が抱える課題解決に企業主導で取り組んでいきたい」と話している。

