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粕屋郡宇美町に九州初の物流・営業拠点  東京都のらでぃっしゅぼーや    子育て層の需要を見込み


 有機野菜や無添加食品などを会員制で個別宅配するらでぃっしゅぼーや株式会社(東京都港区、緒方大助社長)は、10月6日に粕屋郡宇美町に九州初の物流拠点「らでぃっしゅぼーや九州センター」を開設した。
 ターゲット層の子育て層が多い福岡都市圏の需要を見込んだもの。場所は井野小学校南西側の「トワード物流 福岡低温センター」内。同センターは商品宅配のための中継拠点のほか、会員拡大の営業拠点としても位置付ている。自社宅配エリアは福岡市と同市に隣接する一部の地域で、それ以外の地域はヤマト宅配便に委託するため、送料が通常は無料~189円だが、630円~840円と割高になる。同社では「九州には契約生産者が多数おり、将来的には物流中継拠点としての機能も検討している」と話している。
 同社は1988年5月設立。資本金8億5622万円。従業員233人(2010年2月末)。2010年2月期売上高223億円。