粕屋町内の小学校で「防犯教室」を企画　にしけい

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週刊経済2021年2月9日発行

同町との協定に基づき

地場最大手警備業、㈱にしけい（福岡市博多区店屋町、大坪潔晴社長）は４月からの新年度、糟屋郡粕屋町内の小学校４校で「防犯教室」の開催を計画している。
昨年１２月に同町と締結した包括連携協定に基づくもので、具体的な取り組みとして第１号になる。対象は大川小、仲原小、粕屋西小、粕屋中央小の４校。安全教室の詳しい内容はこれから詰めていくが、防犯学習や護身術体験など参加型の形式を想定、５月ごろの実施を目指している。同社ではＳＤＧｓ、ＣＳＲの取り組みとして位置付けており、今後は九州全域で他の自治体とも協定を展開していく考え。担当の橋本良幸部長は「一昨年に５０周年を迎えた当社は、防犯・防災に対する知見も蓄積しているので、それを地域に還元して、次の１００周年に向けた会社の発展につなげたい」と話している。