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米国のマーケティング会社と業務提携 ペンシル


週刊経済2025年7月9日発行号

 

越境ビジネス支援などで協業

 

研究開発型Webコンサルティング事業を展開する㈱ペンシル(福岡市中央区天神1丁目、倉橋美佳社長)は、米国でマーケティング・広告・PRサービスを手掛けるMIW マーケティング&コンサルティンググループ社(米国ロサンゼルス、岩瀬昌美社長)と業務提携し、6月30日から越境ビジネス展開やグローバルブランディング、インバウンドマーケティング戦略策定支援で協業を開始した。

日系企業の米国展開や米系企業の多文化的なマーケティング支援による長年のネットワークや、特に米国での深い市場理解と実績を持った同社と協業することで、海外市場への進出を検討している企業に対する支援を強化する。岩瀬社長は、2023年4月にペンシルの社外取締役に就任している。越境ビジネス展開支援として、市場調査、参入戦略立案、現地パートナー開拓、ECサイト構築・運用、マーケティング戦略を手掛けるほか、世界市場で通用するブランドアイデンティティの確立、ターゲット顧客への効果的なメッセージング、多言語対応のコンテンツ制作などのグローバルブランディング支援、さらに訪日外国人観光客に対し、多言語対応のウェブサイト・SNS運用、インバウンド向けプロモーション、体験型コンテンツ開発、免税手続き支援などインバウンドマーケティング支援なども手掛けていく。

ペンシルは1995年2月設立。資本金5千万円。従業員数140人。健康食品、サプリメント、化粧品、コスメなどの通販・ECコンサルティングやリード獲得、BtoB、越境EC、インバウンドまで、幅広い業種・業態へのコンサルティングを提供している。