NEWS

米・ヴィーム社日本法人の販売代理店に JRQSS


週刊経済2021年10月5日発行

データバックアップサービスを開始

JR九州グループでシステム開発のJR九州システムソリューションズ㈱(以下JRQSS/福岡市博多区吉塚本町、香月裕司社長)は9月3日、米・システム開発会社の日本法人、ヴィーム・ソフトウェア㈱(東京都中央区、古舘正清社長)と販売代理店契約を結んだ。
IT分野におけるBCP対策の需要増を見込み、企業が管理するデータのバックアップサービスを開始するもの。クラウドデータのバックアップに強みをもち、世界で40万社以上の顧客を抱えるヴィーム社との提携により、ヴィーム製品を活用したクラウドデータのバックアップや、サーバーからクラウドへのデータ移行、オフィスアプリやクラウドサービスを搭載した「Microsoft365」のデータ保護などを実施する。今後2年間で九州地区の中小企業など30社に導入、3億円の売り上げを目指す。マーケティングチームの水城幸博管理部長は「ヴィーム社と協力し、地場企業の成長のためテクノロジーとノウハウを提供したい」と話している。