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箱崎ふ頭の大型物流施設2棟をオープン  東京都の日本レップ    合計延べ床7万平方m超


 物流施設仲介・アセットマネジメント事業の株式会社日本レップ(東京都千代田区、和本清博社長)は、このほど、福岡市東区箱崎ふ頭4丁目の大型物流施設2棟をオープンした。
 オープンする2棟は、「J―REPロジステーション福岡」(以下福岡(1))と「J―REPロジステーション福岡(2)」(以下福岡(2))。福岡(1)は同社が九州進出1号案件として建設していたもので、3月14日に完成。建物は敷地面積約1万3400平方mで4階建て、延べ床面積約2万6700平方m。既に、建物南側半分を地場大手物流企業の福岡倉庫株式会社が賃借し、新拠点として稼働している。北側半分は現在テナントを調整中。福岡(1)は、株式会社都市デザインシステムが建設していたものを3月27日の完成と同時に取得した。敷地面積約2万7300平方mで4階建て、延べ床面積約4万4100平方m。テナントは最多で4社を想定している。担当者によれば、両施設とも福岡市内では最大規模という。また、建築物の環境性能を総合的に評価するCASBEE格付けのAランク(5段階中上位2位)を九州で初めて取得する予定。
 日本レップは、1990年7月設立。資本金は169億7731万円(07年12月現在)。06年6月東証マザース上場。07年3月期の売上高は35億7400万円。全国に取得・開発物件が約40件ある。