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管理栄養士合格者は西日本一の218人  中村学園大学    5年連続で合格率90%台


 中村学園大学(福岡市城南区別府5丁目、甲斐諭学長)は、2014年の管理栄養士国家試験に218人が合格し、大学新卒の合格者数では昨年に続き全国2位で、西日本ではトップとなった。
 3月23日の国家試験では、4年連続で同大栄養科学部の今春卒業者全員の226人が受験。合格率は96・5%で、前年を4・6ポイント上回り、5年連続で90%の大台に乗った。同学部では時代のニーズに合わせた管理栄養士の育成に力を入れ、2012年には235人が受験し、全国トップの228人が合格している。その取り組みのうち「患者の行動変容を導く管理栄養士の育成」は、2010年度文部科学省「大学教育推進プログラム」で、全国120以上の管理栄養士養成施設の中で唯一採択されている。
 今年の国家試験では全国2万1302人が受験し、1万411人が合格した。合格率は48・9%。このうち大学などの管理栄養士養成課程の新卒受験者は8614人で、合格者は7857人。 合格率は91・2%。既卒者は2350人中561人の合格で、合格率は23・9%だった。また、栄養士養成課程(既卒)では1万338人中1993人が合格し、19・3%の合格率だった。