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筑紫野市天拝坂2丁目にレストラン併設の温泉施設   山口油屋福太郎と九州キャタピラー三菱   12月14日


 辛子明太子メーカー、外食資材卸業の株式会社山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、山口毅社長[写真右])と建設機械販売の九州キャタピラー三菱建機販売株式会社(筑紫野市針摺、牧卓彌会長[写真左])は12月14日、筑紫野市天拝坂2丁目にヴュッフェ式レストランを併設した温泉施設をオープンした。初年度売上見込は5億円。
 これは、両社が50%ずつ出資して11月29日に新会社「天拝の郷株式会社」を設立し、九州キャタピラー三菱株式会社の温泉事業を手がける株式会社九州健康社が運営していた「天拝の湯」を、総事業費1億2,000万円かけてリニューアルオープンしたもの。
 同施設は、敷地面積が1万7,183平方m、建築面積が2,697平方m、延べ床面積が2,976平方mの地上1階、地下1階建て。1階部分は、総合受付、温浴受付、大浴場、軽食・売店コーナー、宴会場六室、ヴュッフェ式レストラン「姫蛍」を、地下部分は休憩室付家族風呂6室を設備している。駐車場は200台収容。平日の利用者数は大浴場が1,000人、レストランが300人、休日は大浴場が1,500人、レストランが400人を見込んでいる。
 株式会社天拝の郷は資本金1,000万円。従業員122人。会長に山口・山口油屋福太郎社長、社長は牧・九州キャタピラー三菱建機販売会長が務める。
 山口会長は「温泉と食文化の両方を取り入れることで顧客満足度をアップし、二度足を運びたくなる施設にした」と話している。
 山口油屋福太郎は1909(明治42)年3月に創業、55年1月に設立。資本金1,000万円。業務用食品及び資材卸、「味のめんたい福太郎」製造販売、飲食業、温浴施設「千石の郷」運営事業を展開。従業員133人。
 九州キャタピラー三菱建機販売は65年11月設立、資本金1億円。建設機械の販売及び修理・部品供給、環境リサイクル機器販売、船舶・産業用エンジン販売業を展開。従業員は386人。