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筑紫野市原田にカフェ併設店をオープン  積文館書店    ドトールコーヒーとFC契約


 書籍・文具・CD販売の株式会社積文館書店(福岡市南区大楠2丁目、遠藤光一社長)は、7月13日付で筑紫野市原田に、書店内にコーヒー店を併設した新店舗「積文館書店シュロアモール店」をオープンした。
 これは、新しいアイテムを入れ新規客の需要増や、利用客の店内滞在時間を長くすることで他店との差別化を図るもの。ドトールコーヒーとフランチャイズ契約を結び、初のカフェ併設店の出店となった。場所は、筑紫野市南部国道3号バイパス沿いの大型ショッピングモールのシュロアモール内。同店は、書籍、文具、CDを販売するほか、新たにレンタルコミックやゲーム機器、ソフトの販売を開始。売場内には、無料雑誌や新聞を配置し、コーヒー店で閲覧することができる。書籍売場660平方m、レンタル594平方m、CD・DVD・ゲーム330平方m、ドトールコーヒー店165平方mでフロア面積は約1,825平方mとなっている。初年度売上高目標は6億円を見込んでいる。
 角町国治開発企画部長は「書店とカフェは非常に相性が良く、知識・教養の中に快適さを融合させていきたい。市場環境が合えば今後もカフェ融合店の積極的な出店を検討している」と話している。
 同社は1916年創業、1999年11月設立、資本金1,000万円、従業員約600人(07年1月末現在)、売上高80億円(07年1月期)。現在、福岡県、佐賀県で26店舗および福岡市、佐賀市、伊万里市に外商の拠点を展開する。今年6月29日、福岡市中央区天神2丁目にインターネットカフェ「C@FE特ッ区」を出店している。