NEWS

  • 地域

筑紫野市二日市に居酒屋オープン  O・B・Uカンパニー    同社初の小規模店


 飲食店経営の株式会社O・B・Uカンパニー(筑紫野市二日市中央4丁目、寺川欣吾社長)は8月17日、同町に居酒屋店「ともすけ」をオープンした。
 「ハイボールに合う逸品」をテーマにメニューを構成した同社の新業態。これまで店舗面積百平方m、客席50席以上の店舗を中心に展開してきた同社が手掛ける、初の小規模居酒屋店。場所は西鉄二日市駅西口側の吉田ビル1階。店舗面積は53平方m。客席はカウンター16席、テーブル18席の計34席。従業員は5人。客単価は25百円で、仕事帰りのサラリーマン層を取り込む。メニューは、同社が展開する「串焼博多 松介」、「博多松介 西中洲」でも人気の1本当たり150~2百円の串焼きと、もつ煮込みを中心に構成。月商2百万円を見込む。同社では今後、小規模居酒屋店の展開を検討しており、同店舗をモデル店として出店計画を練っていく。寺川社長は、「中規模店舗だと初期投資がかかるが、小規模店舗は抑えられる。繁盛店にして、新業態の店舗モデルを確立したい」と話している。
 同社は2004年10月設立。資本金1千万円。従業員数は85人(アルバイト含め340人)。福岡市内を中心に「居心地屋 蛍」、「串焼き 博多松介」などの居酒屋や食堂を19店舗、筑紫野、宗像市などに「焼肉 龍王館」を5店舗の計24店舗を展開。11年9月期の売上高は13億円で、今期は約19億円を見込む。寺川社長は大阪府藤井寺市出身。1967年4月21日生まれの45歳。京都産業大学経済学部卒、趣味はスポーツ観戦。