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筑前町に中古建機の販売拠点を開設  南陽    建設用車両250台を展示


 福岡市博多区博多駅南5丁目の産業機械卸・株式会社南陽(武内禮次社長)は、6月21日、朝倉郡筑前町篠隈に中古建設機械の販売拠点を開設した。
 中古建機の販売拠点の開設は初めてで、販売と同時に買取にも力を入れる方針。同規模の建機・車両の集積拠点は、九州でも珍しいという。場所は篠隈保育所南側、国道365号(通称・朝倉街道)沿いの夜須高原記念の森やすらぎ荘入口交差点近く。敷地面積は約6,700平方mで、ショベルカーやブルドーザーなどの建設用車両などを250台程度展示できる。名称は「建機車輌センター」。建設機械については、これまで同社が国内販売、子会社2社がレンタル事業、別の子会社1社が海外販売をそれぞれに展開していた。各社の連携を進めて一台ごとの利益率向上とともに、建設機械事業全体としての相乗効果を図る。スタッフは配送・サービスを含めて4人。初年度販売目標は300台で、売上高8億円を見込んでいる。また、将来的には同拠点を中核にインターネットを活用した売買のマッチングビジネスまで発展させたい考えで、5年後には年商23億円を目指す。