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第2ターミナルビルをリニューアル  福岡空港ビル    商業施設は増床


 福岡空港ビルディング株式会社(福岡市博多区下臼井、小田原智一社長)は、12億円をかけて国内線第2ターミナルビルのリニューアル工事を進めている。
 利便性と快適性の向上のため9月に着手したもので、1階の到着ロビーや2階の商業施設などを改修する。1階の到着ロビーでは、到着口のセットバックや出入口付近を増設。到着旅客の円滑な移動、歩行距離の短縮を図り、出迎え客が自由にくつろげるスペースを確保する。このほか、利便性向上のため、案内所、到着便表示板を見えやすい場所に設置し、交通や観光情報提供機能を強化する。2階の商業施設は、店舗面積を548平方m増やして4,420平方mに増床する。物販エリアは、周回型通路にして全店舗を主要通路に面するように配置。別々になっている菓子類と海産物のエリアを1カ所にするなどの見直しを図る。また、出発口付近には、手軽に利用できるカフェや物販店舗などを増設する。到着ロビー部分の工事は2009年1月に完了し、同2月に物販店舗エリアがリニューアルオープン。同7月にすべてが完成する。