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第3四半期決算は震災とコスト増で減収減益  きょくとう    通期は増収増益へ


 ホームクリーニング業、株式会社きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧平年廣社長)の12年2月期第3四半期決算(3~11月)は売上高が前年同期比1・8%減の54億55百万円、経常利益が同5・5%減の5億77百万円で減収減益だった。
 期中4店舗の新規出店と3店舗の移転リニューアルに加え、秋の衣替えシーズンに合わせたキャンペーンや付加価値商品の販売で新規マーケットの開拓を強化したものの、東日本大震災の影響で関東地区を中心に売り上げを落としたほか、個人消費の低迷や原材料の高止まりなどで減収減益となった。同社では「地域密着のサービスを強化し、付加価値商品で一点単価を上げ、収益拡大に取り組む」と話している。
 通期売上高は前期比4・1%増の71億2千万円、経常利益は同0・2%増の5億4百万円で増収増益を見込んでいる。