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第3四半期売上高は22%増の291億円  サニックス    通期売上予想を上方修正


 環境衛生業、株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)の11年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比21・9%増の291億74百万円、経常利益は10億53百万円増の10億8千万円となった。
 売上高ではHS(ホームサニテーション)部門、ES(エスタブリッシュメントサニテーション)部門、観光資源開発部門すべてが前年同期比増収となった。利益も増収によって大幅に伸び、営業利益は6・7倍の11億38百万円、四半期純利益は6億92百万円の黒字に転じた。
 部門別に、HS部門は「白蟻防除施工」「基礎補修・補強工事」が前年を割ったが、「太陽光発電システム」の売り上げが加わり、「床下・天井裏換気システム」も5・1%増と前年を上回り、部門全体の売上高は22・7%増の127億75百万円。ES部門の売上高は5・5%増の19億96百万円。環境資源開発部門は「廃プラ加工処理」「廃プラ発電」が伸びて25・7%増の72億2百万円だった。通期の業績予想は、第2四半期に上方修正した売上高3百億円(前期比22・3%増)、経常利益12億3千万円(約5・5倍)に変更はない。